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私の望みはすべて叶う――ある悪役令嬢の物語
西 東
2021/5/5 21:40
閉じた世界か、開かれた世界か?
突然の感想を失礼致します。 あらすじからして語られる世界観の独特さが興味を引きますね。 重厚さのある語りですが、読み進むのには苦にならず、むしろ緊張感を高めてくれて次に何が起こるのかとワクワクしました。 物語が進めば何故成長するのかも分かりますが、読み終わった後に考え直すと、聖書や過去に書かれた物語に注釈や新たな現代語約が付いて幾度も伝えられている本の様にも感じられます。 人は人からのみ産まれるのではなく、語られ書物の中に記されて残されたものが誰かに読まれる事によっても生を授かるのかもとも考えてしまいますね。 誰も真実は分からない、けれど知っている者はいると言った雰囲気のラストが奇妙さもあり、もしかしたらこの現実さえもと思えて楽しいです。
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tetsuya@低浮上
5/6 6:42
西 東さん、長いものを読んで感想を書いてくださり、ありがとうございます。ワクワク感があったとのこと、嬉しいかぎりです。実はわりと何も考えずに書いていたのですが(汗)、ご感想を拝読して初めて気づくことがいくつもありました。感謝にたえません。
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