まっきー劇場

和製狼男の快作!
狼男もの、実は大好きです。映画で言えば僕の中の古い物で「ハウリング」そして「狼男アメリカン」、近年では「アンダーワールド」シリーズのライカン、そしてゲームでは最新作「バイオハザード8」のライカン。この狼男をテーマにチョイスしたhideさんのセンスにニヤリとしました。しかし作品の舞台は思い切りJAPANです。日本で人狼でCOP? どんなものに仕上げて来るのか、これまでのhideT作品を網羅してきた僕は大体hideさんの思考は予想できる。それは当初からお互いに似た思考を認め合っているライター仲間だからです。 しかし人狼COPって・・・。ん? 分からなくなった状況で拝読させていただきました。読み進めて行けばhideT作品の王道と言えるファン歓喜の展開なのだが、どうに狼男を日本の舞台で絡めていくのかワクワクさせてもらった。巨大企業の陰謀、それを追う公安捜査官の池上、そして女スパイのエリカ、復讐に燃えるダークヒーロー的に人狼COPと化した草加の物語でした。 そこで「何故?」「どうやって?」の辻褄は後半にで全てが明らかになる。この「何故?」は僕の場合、和製狼男とはなんぞや? という疑問でしたが、これが見事に古くから伝わる伝説と違和感なく融合していました。その必殺の武器でさえも狼男のルールをしっかり踏襲したmade in Japan になっていた(^^) これはお見事でしたね。最後に参考文献としてあるブログを紹介されていましたが、その写真の景色、空気、雰囲気がイメージ通りでhideさんはこの世界観を表現していたとよく分かりましたよ~。 クライマックスはそこを舞台にしてページを割いた一大決戦。ここのスピード感あふれる展開はアンダーワールドのバンパイアvsライカンを彷彿させる迫力でした。ラスボスの草加を意外にあっさりと沈めたのは、返って効果的だったと思います。そしてエピローグのおまけのオチも次のダークヒーロー誕生への付箋とも取れましたがこれ如何に? ともあれhideT作品の醍醐味を詰め込んだ今作もファン納得の素晴らしいものに仕上がっていました。感想がとんでもなく遅れてしまい申し訳ありませんでした。僕の中で色々とありまして、頭が混乱していました(今の異常な社会状況ね)。が、割り切って新作を書き始めることができましたので、まずhideさんの作品の感想からと動き始めたところです。
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まっきーさんっ!! わあ、感想、ありがとうございますm(_ _)m またまっきーさんがアグレッシブに活動を始めて、刺激をいただいている最中だったので、嬉しさもひとしおです。 狼男もの、私も大好きでした(^^ ) ただ、人狼ゲームとかもあるし、けっこうありきたりかなぁって思ったので、なるべく和風にしようと考えて書きました。 上手くできたかどうか不安もあったので、お褒めいただいて安心できました(^_^) 人狼Copとつけたことについては、実は、昔の超B級ホラー映画シリーズ「マニアックコップ」のテイストをちょこっと入れようと思ってのことでした。殺戮場面のところだけに、ですが。 この作品から次へも
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