桜井清志

ドキドキしました!
ええ?探しものが『お父さんの頭のネジ』!? まず、これに、何よりも驚かされました。すっごい発想力。村木さん、よく思いつきましたね! この、目にも見えないものを、一体どうやって探すんだろうと、ワクワクしながら読み始めることができましたよ(^^) 子どものかわいらしい発想にクスッと笑いながらも、そのあとの冒険には、本当にハラハラさせられました。発端が発端なだけに、応援したい気持ちと、いや、ちょっと待ちなさい!っていう大人の考えを持ちながら、見守るように読み進めていました。特に怪しい男のシーンは、すごく自然な流れで男の手練れ感が伝わってきて、リアリティーがあり、ドキドキしました。 子どもの勇気ってすごいですね。その行動力に驚かせされながらも、なんだか尊敬の念すら持ってしまうのは、きっと自分が大人になって、明らかに行動を躊躇うようになってしまったからでしょうか。 純粋であるがゆえのパワーというか。危険を冒してまでがんばれたのは、大事な両親と家族のため。その姿は、まっすぐに自分の気持ちを信じて進むことの大切さを教えてくれました。 怪しい男にが近づいてきたときの判断基準も、自分のためでもありますが、やはりそこはお父さんのネジのため。その純粋な思いが、大人たちに伝わって、本当に良かったです。 子どもは、大人の知らないところで、いろんなことを知り、見て、聞いて、考えて。そうやって成長していくんですね。見られていることを意識しながら、思わぬ落とし物をして、探されてしまわれないようにしないといけませんね。 ドキドキと感動。子どもの活躍に胸を打たれました。 そしてハッピーエンドに、ほっと一安心。 素敵な作品を、ありがとうございまいた(^^)/
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探しもののチョイスに驚いていただけたことをうれしく思います。いまニヤついております。純粋な子どもの正義感からハラハラドキドキの冒険をさせてみたくて、あれこれ妄想しました。その冒険をしっかり感じ取っていただき、毎度ながら感謝しております。 怪しい男のシーン、リアリティがあると言ってもらえてよかったです。自然な会話を心がけながら子どもを惑わす山場として登場させました。子どもに限らず、弱っているときや不安なときに優しい言葉をかけられると油断するものです。いかに危機を乗り切るか、頭を捻りました。 桜井さんと同じく妄想コンテストに参加するようになって1年が経ちます。まさかこんなに続くとは思ってもみませ
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