英雄譚でないはずが……
出だしからガンガン攻めてくる展開の速さと、 人物描写の的確さ、文章力、組立の堅牢さ、 最後の独白まで、息もつかせぬ濃密な物語。 ヒーローチックな信長ではなかったはずなのに、 最後、やたらカッコ良かった。 セカンドストーリーで信長vs光秀を読んでみたいような。 vsと言いつつ、実態は「&」とでもいうような。 愛憎繰り広げ、死闘の中で歪んだ愛が燃える!(妄想) この信長は「ノブナガ」というイメージ! 犬になっても高校生になってもボンデージのお姐さんになっても カッコいい信長というものが証明されました、またも(笑) 糞壺の想いが切ない。 光秀も含め、結局、みんな、信長に振り回され(笑) けれど、信長も死後に知る。 生と死の本性を。 糞壺って、言いそう、信長(笑) 物語、余韻たっぷりで素晴らしかったです。
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ボスコベル様へ いつも感想ありがとうございます! 私は神様のお話をよくモチーフにするんですが、その中で日本のキリスト教と切ってもきれない信長って人は不思議だなあと思って書いていた気がします。 世に溢れる信長像は自信満々で冷酷無比だとか、カリスマ性のある男というイメージだと思うのですが、人間臭いというか、矛盾が沢山あって、不器用な信長があってもいいんじゃないかなっていう単純な思いで書いていたので、「信長が光秀を好きになればなるほど光秀が信長を大嫌いになる話を書こう!」というのに思い至りあんまりBLでもない話になってしまい不甲斐ないなあと思っていたのでこんなに素敵なコメントを頂いてしまって
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信長&小姓は自分が書いてるせいもあるのですけど、 そうではない、 信長&大人の男というのが、噛み応えがあって凄く萌えます。 小姓が噛み応えゼロの甘いトコロテンやゼリーなら、 信長を死に追いやった光秀クラスになると、 激辛堅焼き煎餅、いや、焼け焦げた木材(炭か!)クラスに 煮ても焼いても食えなさそうな。 食べたらお腹壊しますよ、というものを食べる信長(笑) 光秀は愛憎を描くにはピッタリですよね! 逆らえない相手(主君)、 しかもオヤジに(信長)ねちねちヤラれ、 嫌なはずなのに妙に髄が痺れるとか、想像してしまいます。 キリスト宣教師について言えば信長時代にも 日本人を奴隷売買していたことを最近
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