兄弟の理想型
創世記のカインとアベルの時代から、男2人兄弟は仲が悪いとされています。 甘えたいのに、母は弟にかかりっきり、兄は弟を恨みます。一方で、兄が頼りないと感じると、弟はあたかも自分が長男であるような行動に出ます。元総理大臣の息子たち、偉大な大関の息子たち・・・。 でも、兄がしっかり頼れる存在なら、弟は自由に羽ばたくことができます。坂本龍馬、福沢諭吉・・・ハリー王子も? 自分には作れないすごい飛行機を作れる兄、そしてそれを自分にプレゼントしてくれる。 弟にはどんなに兄が大きくかっこよく写っているでしょう。 この短編は、兄弟の理想の姿をファンタジーとミステリーの味付けをして、ハラハラさせながら読者を導いてくれます。 こんな兄がいたら、兄がこんなかっこよかったら・・・そんな、不幸な弟のため息が聞こえるようです。
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いつもきてくださりありがとうございます! 久々に更新できました。 男の兄弟は生まれながらのライバル、と言うのが多いようですね。 僕は姉なので、怖いばかりですが・・。
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一姫二太郎、いつまで赤ちゃん扱いされますね。 ぼくはふたり兄弟の弟、お兄ちゃんになりたかったですね。 飛行機のエピソード、すごくよかったです。 これからも心に沁み入る小説、期待してます。
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