しのき美緒

死でも分かつことができない愛
極めて重厚な作品。 衝撃的な書き出しから捉えられ読み終わるまで離れることができなかったのはわたしだけではあるまい。 逆らえない運命のなかで、1分1秒でも長く一緒にいようと試行錯誤するふたりが愛おしく切ない。 試行錯誤するたびに恋人の死の瞬間と無惨な死体を見る、あるいは死を経験するたびに身体を引きちぎられる強烈な痛みと恐怖を感じなければならない。それでもふたりは一緒にいたいから挑戦を繰り返す。 この作品には結末が描かれていない。 きっとふたりの愛が奇跡を起こすと信じたい。 良作をありがとうございます。
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ご感想ありがとうございます、しのきさん! 最初にインパクトを持ってくるべく、あえてあのシーンで始めました。少し読みづらかったらどうしようと思ったのですが、そうではなかったようで本当に良かったです。 そして、最後の結末をあえて伏せた意図に気づいてくださって本当にありがとうございます。可能性は、それこそ奇跡でも起こさないかぎりゼロに近いと二人にはわかっている。でも、完全なゼロではない。少なくとも、描かないことで“奇跡が起きるかもしれない”余地を残したかったのです。 そのあたりを読み取っていただけて本当に嬉しいです。ありがとうございました!
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難しく深く考えさせられるとてもよい作品でした。 こういう余白のある作品、大好き(๑•̀ㅁ•́ฅ✨
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