うましか

命の重さを改めて認識させてくれる作品
お奉行の場合は犬ですが、ペットと死別した経験があるので共感できる(という言い方が良いのかどうか分かりませんが)所があるので、そういう経験や気持ちも踏まえて感想を書かせて頂く次第です。 何年生きようが、命は等しく命である事。その事実を子供のうちに受け入れるのは難しいですし、それが重いものであればあるほど、子供であろうが大人であろうが受け入れがたい事実には変わりありません。 …また、そんな命の大切さを教えてくれたモモちゃんも、「ペットは教材では無い」という言葉によって、尊い生命、大事な家族の一員であった事を証明してくれたからこそ、読み手にも命の重さを再認識させてくれたと思います。 「家族でいてくれてありがとう」 失ってしまった事に悲しむと言うのは、またそれだけ一緒に居て嬉しかった事の裏返しであるから、家族としてお互いに感謝できる関係であるか。ペットを飼っている人であればそういう事も改めて考えさせられますし、そうで無い人も"一緒にいる時間"がどれだけ大事であるかを考えさせられるものかと。 大事なこと程、後々になってやっと気づく事と、その大きさを知って悔んでしまうという世の中の"あるある"というのも最終的に書かれていた事も共感できる1つと言えるかもしれません。 ペットを飼っている1人として、今回は大きく考えさせられる事がありました。
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こんな短い作品に、熱のこもった真摯な感想を本当にありがとうございました。 ここまで重く受け止めていただけると恐縮します。だからと言って、決して頭で考えただけの理想事ではないのですが(それなり以上に生きてはいるので、いろいろ経験して考えることは多かったのでね)。 嬉しくて文字が霞んで見えない……。本当に嬉しいです。 どうもありがとうございましたm(__)m
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