小波ほたる

BLを読まない人にこそ読んでほしい
恋愛物語は苦手だから、男性同士はちょっと、所詮はファンタジー…という理由でBLを遠くに置こうとする人にこそ教えたいと思う作品でした。 ここに書かれているのは確かに恋愛だし男性同士だしファンタジーと思われるかもしれません。でも、私はそれだけではとてもまとめきれないものを感じました。 ここにあるのは二人の少年と一人の大人の偽りない、綺麗なだけじゃないリアル、私たちが生きる世で実際に展開してるかもしれない誰かの青春物語と人間ドラマです。これを「BLだから」なんて理由で遠ざけてはあまりに悲しい。 ほろ苦いながら希望を感じるラストには、世界と人が少しでも生きやすく進化しますようにという願いを託したくなります。 私もこういうものが書きたい。出会えてよかったと心から思った一作です。
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小波蛍さま。 このたびは、本作品に素敵なレビューを送ってくださり、ありがとうございます。 同性を愛する気持ちをリアルに表現したく、一から勉強して書いた作品でしたので、「綺麗なだけじゃないリアル」という言葉が、とても嬉しいです。 小波さんがおっしゃっている通り、性別をこえ、堂々と恋愛が出来る世の中になってほしい。真っ直ぐに人を愛することを恥じないでほしい。という思いを込めてラストシーンを書きました。 そこを汲み取ってくださったこと、涙が出るほど嬉しいです。 この作品を書いてよかったと、心から思いました。本当にありがとうございます。
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みもざさん 丁寧なお返事ありがとうございます。 自分事で恐縮ですが、私も(たぶん)同じテーマや問いかけを織り込んで書いていた、魂込めて書いたなと思う自作があるので、なおさら共鳴するものを感じてたんです。 語弊のある言い方かもしれませんが、読み手としても書き手としても救済があった作品だったと思います。 言い尽せてない気もしますが…改め、書いてくださり感謝です。
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