吉田安寿

トピックへのご参加ありがとうございました<(_ _)>
第一章、8ページまで拝読しました。  因習やしがらみだらけの環境から抜け出したいと渇望するティセ。漠然とした苛立ちは彼女ぐらいの年代なら誰しも感じたことがあるのではないでしょうか。こんな所で一生を過ごしたくない、自由に生きたいと強く思いながらも具体的な行動は起こせなかった彼女。旅人リュイとの出会いがきっかけとなり、自分を抑圧している「檻」は周囲の人や環境ではなく、実は自分自身の思い込みや田舎育ちゆえの刷り込まれた価値観だったと気付いたのですね。かつてない衝動に突き動かされて家出を決心をする件はティセと一緒にドキドキしてしまいました。すべては自分の心ひとつ。彼女のくすぶり続けていた怒りは、今にして思えば己に対する怒りだったのでしょう。 登場人物のキャラクター付けが魅力的でした。ちゃんと為人(ひととなり)が感じられます。イケメン好きとしてはリュイも気になりますが、今のところは校長先生が好きです✨ 愛情深く、懐深くティセを見守ってくれているのが良く伝わってきます。 また、ティセが住むナルジャの牧歌的な雰囲気や、彼女の心情の変化を丁寧に表現されていているのはとても良いと思います。しかしながらリュイと出会う件まではもう少し早い展開でも良いかな、と思いました。もしくはもっと早い段階でリュイの噂を小耳に挟んでおく、とか。 それだけに冒頭からもう一度推敲されてみてはいかがでしょうか。今の作者様ならば、重複した表現や削ぎ落すべき部分に気付き、確実にブラッシュアップできると思います。序盤は少し迷いながら、探りながら書かれているような印象を受けましたが、第一章の6辺りからは物語の世界をきちんとご自分のものにされて、登場人物ともうまく同調し、お話のリズムを掴まれていらっしゃるな、と感じましたので。 かなり強引にナルジャを出たティセですが、リュイとの旅路はどんなものになるのでしょう? ワクワクドキドキしながら二人の後ろをついていきたいと思います。 ありがとうございました!
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吉田安寿さま このたびはレビューを寄せていただき、誠にありがとうございます! 飛び上がって喜んでおります! そして貴重なアドバイス、大変為になりました。 リュイに出会うまでの展開については、まさにおっしゃるとおりだと思います。遅いですよね…。 ここに辿り着く前に読むのを止めてしまう方も少なくないのではと、今となっては思います。 >もしくはもっと早い段階でリュイの噂を小耳に挟んでおく なるほど、これは思いつきませんでしたー! 痛恨の極みです…。 重複した表現や削ぎ落すべき部分についても、確かに多々あると思います。 とくに重複は悪癖のようになっていまして、執筆時に「ん? 同じこと書いてるぞ
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ご丁寧にありがとうございます。 お役に立てた上に喜んでいただけたのなら嬉しいです(*ノωノ) そうですね。第一章の6あたりから筆がのっていらっしゃるな、と感じました。物語が大きく動き始めたということもあり、書くべきことに集中していらっしゃるという印象です。 ネット小説は気付いたらすぐに直せるというのが利点ですから、気にせずどんどん直しちゃいましょう(笑) 私は勢いで書いてしまうタイプなので、読み返すと直したいところが必ず散見されます(;^ω^) そしてちょくちょく&コッソリ直しておりますよ~。 創作活動お互いにがんばりましょう(/・ω・)/
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