ヒリヒリする、でも不思議な引力がある
初めからずっと危うげな千鶴と頼子の間に、いったい何が起こるのか、それがいつ来るのかと、ドキドキしながら読みました。 千鶴の秘密がいよいよわかってしまい、逃げようと言った後の、二人の感情のぶつけ合いが、切なくてヒリヒリしました。 その辺りで、「最悪の事態になる前に伝えられてよかった」なんて思ってしまっていた私は、千鶴を助けられなかったのかもしれないと思うと、ゾッとします。 率直に描かれ続ける頼子のむき出しの感情に強いエネルギーが感じられて、妙に引きつけられる文体です。 千鶴の秘密を知ってしまった時の頼子の反応や、終盤の描写は、ドラマなどでよく目にするような作り物ではなく、とてもリアルで、現実に起こるときはきっとこうなのだろうと思わされました。 また、こういう子供への向き合い方としても考えさせられる、勉強になるお話でした。 素晴らしい物語をありがとうございました。
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天野アンジェラ様 感想ありがとうございます! ドキドキしていただいたのですね。 ヒリヒリさせたいお話だったので、ヒリヒリしていただき嬉しいです! 拙いお話を最後まで読んでいただきありがとうございます。 リアルかはわかりませんが、夢みたいな話なしにして書きました。 (元になった話が夢話だったので) 色々読み取ってくださりありがとうございます。 桃華舞
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