デビルマン

自分史上最高の作品です
読み始めた頃は赤チンピラと同い年だったのに、いつのまにか坊っちゃまと同い年だなー、とふと気付いたので投稿します。 10年以上、何度も読んでおきながら初めてのレビューです。すみません。 ルインクロードに出会ったのは高校生の頃で、概要文はシンプルながらも、好きな匂いのする題材に心惹かれ読み始めました。そこからこの物語に一気に引き込まれ、毎日の行き帰り、休み時間、授業中と時も場所も選ばず読み耽りました。親からはケータイ依存症と言われました。 なにがこんなに魅力的なんだろうなー、と考えた時にふと、あるキャラのセリフが浮かんできました。 「天命を待つのは人事を尽くしてからにしよう」 特に決め台詞でもなく、なんなら敵のセリフなのですが。 この言葉にこの作品の魅力が詰まっているなー、と。 登場人物全員が一生懸命なんです。 敵も味方も、全員が目標に向かって邁進する。 各々が最善と考える行動を取る。 だからこそ、戦闘に手に汗握り、勝利を喜び、敗者にもどこか清々しさを感じる。 そんな魅力的なキャラクターに溢れた作品です。 ぜひ読んでみてください。 きっと、すごく一生懸命だー、と思うことでしょう。 一度でもルインクロードを読んだ方には、心に浮かぶ情景がいくつもあると思います。 私にもあります。 いつまでも沸かされているお湯、白い腹を見せ浮かぶ魚、水色の煙を出しながら脈打つやつ、斬新な芋虫。 心と頭の奥深くに刻み込まれています。 ・・・すみません、長くなりました。 いや、本当に長いな。 次で締めますので是非ともご唱和ください。 それでは皆さんご一緒に。 有らん限りの雄叫びで。 ルインクロード!
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