菊山宰

夜にありがとう。
あくまで僕なりの捉え方なので、そこはご了承ください。 ひらがなが多い文体が、主人公を幼く感じさせるようでもありました。でも書いている言葉選びが大人びていて、どちらとも取れるような不思議な思いで読み進めました。大人だけれど子供心を忘れていないのか、それとも子供でいたいのか。そんな疑問で主人公に寄り添えました。 いなくなった「きみ」は恋人とも親友とも取れるようでした。あえて恋人とかかない言葉選びは、もはや人間でなくとも、読者が大切にしていた「物」や「人」を連想させる。だからこそ読者は主人公に寄り添えるのかなと思いました。 夜に読んだらさらに素敵な夜になりました。ありがとうございます♪
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