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大迫力の海戦
艦隊による海上戦や航海、船に関する知識が豊富で素晴らしいと思いました。特に序盤の海戦の描き方が秀逸だと思います。船での戦闘を文字だけで描こうと思うと、かなり難しいと思いますが、そこを専門用語を上手に混ぜつつ、迫力を持たせて描いているのは素晴らしいと思いました。 また主人公ブルームアの出自やマール人の迫害の歴史なども上手く読者に理解できるように書いていることも素晴らしいと思います。 ストーリーについては意外な展開だな、と思いました。てっきり、ブルームアはマール人の奴隷解放のために戦うのかと思っていましたが、シーブルの育成の方に舵を切ったのですね。 一点、気になったのは同じ話の中で視点が入れ替わることでした。途中からキースの視点になったりするので、その前に*か何かを入れて置いて視点変更を知らせてくださるとありがたいです。 ただ、これは大規模海戦を描くうえである程度仕方ないのかなとも思いました。中立視点でなければ全体で起こっていることを描けませんし、だからといって中立視点だけだとブルームアの心情やその周囲を描きづらくなる。そのために視点をある程度混在させざるを得ないのかもしれません。 これからブルームア達がどんな旅を送るのか楽しみです。
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感想ありがとうございます。艦船好きが高じて書いている物語なので、読み手側にどのように伝わっているか分からなかったのですが、予想外にお褒めの言葉をいただき、大変嬉しいです。 視点の切り替わりの分かりにくさ、自分では気付かなかったので*印を入れたいと思います。ご助言に感謝します。 丁寧に読んでいただき、とても励みになりました。執筆が思うように進まず停滞していたのですが、頑張ろうと思います。良いトピックを作ってくださったことも含めて、この度はありがとうございました。

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