本日、『飛ぶための翼じゃない』第11話公開し、無事完結となりました。 特に何もない若干閉塞感のある片田舎で育った、クール過ぎて偏屈に片足突っ込んでる空手が得意な女の子と彼女に保育園時代からずっと一途に片思いしてるピアノ少年の話です。 二人はいかにも田舎に馴染まない、いつか地元を出て行く人。って感じなのですが、そこにもう二人特に何もなければいかにもそのまま生まれた土地に骨を埋めそうな男の子と女の子を足して男女四人で東京で訳ありごたごたシェアハウス。ってのがざっと粗筋です(ざっと過ぎる…)。それぞれの事情で地元に安住出来ずに、上京せざるを得なかった子たち同士の交流と恋の鞘当てがメインになります。 書き終えて、久しぶりに比較的心温まるハッピーな話を書いたなぁって実感がありました。まあその一方で、また久々にえぐい話を思いついてしまって。自分はこれを書くのかぁ、とちょっと半ば引きつつもうとっくに次作に取り掛かってるのも事実なんですが…。 これきっつぅ、と思いつつ筆を(指を?)走らせながら、とにかく公開を最後まで終えた今は羽有ちゃんと奥山くん、だりあと越智にはこのまま末長く幸せでいてくれますように、と祈る気持ちです。おそらく大丈夫でしょう、というところで筆を置きます。もしよろしければ第11話まで、そしてこのあとしばらくしたら公開する予定の次のお話まで引き続き、お暇潰しにでも活用していただけたら嬉しいです。
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