タカヤマキナ

『パラドキシカル桃源郷』、第13話にて本日完結。最終話を公開しました。 今回の話が脳内に降ってきたとき、これってTLコミックとかによくあるあれでは…。閉鎖的な独特の因習が残る村にヒロインが囚われるあれでしょ?と腰が引けたものの、一旦頭に浮かんだ話は勝手に広がっていって書き終えるまで次が浮かばない。という難儀な体質のため、やむなくちょい過激なこの話を書きあげる羽目に。 公開を始めるに当たって、初めてはたと困ったのがジャンルです。今まで脳死で必ず『恋愛』一本槍だったのですが。…この主人公、特に誰とも恋とかしてなくない? さすがにこの内容でラブを名乗って公開したら詐欺なのでは…と悩み、やむなく現代ファンタジーというそれまで冠したことのないジャンルを標榜。実際内容はオカルト気味のファンタジーですし舞台は現代日本ですから。便利なジャンルがあったもんだ。 と、今回はあっさり解決したジャンル問題に次のシリーズではさらに本格的に悩まされることになるのですが、それはまた先のお話です。 自身では、後半の解決編と主人公が最後の最後に駆け足で本当の恋に落ちる展開が割に気に入ってます。TLは最後まで追うことがあまりないので、因習村に迷い込んだヒロインたちの話が一般的にどうやって終わるのかは寡聞にて知らないのですが。 体勢を立て直して仲間を増やして敵地に乗り込み、ラスボスと対決するのはどうしてもやりたかったので。長い話になってしまいましたが、書きたかった展開は何とか完遂したかな。と思っております。 次はまた、ファンタジーのような。…そうでもないような、ちょっと独特の傾向のお話になります。恋愛成分も多分あります。もしもこれが多少なりともお気に入りいただけたら、是非またお付き合いください。
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