赤葉小緑

不思議なノスタルジックな世界に幻惑されました。
書き出しからすでに不思議が始まっていました。 明らかに不思議なのですが、主人公はいたって平静です。 そこに現実感を感じますが、夏休みの日記の思い出から不思議世界が徐々に姿を現します。その後は、違和感満載でありながらどこか懐かしくて親しみを覚える世界へ。独特な世界に軽い眩暈を感じつつもワクワク感も湧いてきます。 あまり書くとネタバレになるのでここまでにしておきます。 異世界と現実と時間が交錯しつつも、抒情的に一つの物語となり読後も爽やかでした。多くの人に読んでもらいたい作品です!
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赤葉小緑さま わわっ。コメント、有難うございます! ペコメだけでなく丁寧なご感想まで……感激です。 夏祭りには賑やかな楽しい雰囲気だけでなく 独特な不気味さがあるなと常々思っております。 薄暗い中で、よく顔の見えない人々。 集会所テントの、排他的な雰囲気。 やけに鮮やかなリンゴ飴。 ニセモノ果物味のかき氷。 ちょっぴりホラー風味を感じていただきつつ お祭りを楽しんで頂きたい作品でした。 不思議な世界に浸っていただけたようで、とても嬉しいです。 “秋玉”など、突拍子もない存在がろくな説明もなく出てきてしまいましたが…… 受け入れていただけて良かったです。 赤葉さんに素敵な秋が訪れま
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