赤葉小緑

私もあなたもみんな幸せになる権利がある!
ついに麻美先輩と瀬川美沙の決着が……。 美沙は、麻美先輩に対する殺意や恨みをもつことでしか、兄とつながれなかったのかもしれません。兄への愛を自分に証明していたような、麻美先輩への執ような攻撃。 しかし、どこかでむなしさもあったのかも……。ただ、瀬川相馬を愛していたことでは、麻美先輩も美沙もつながっていた。そのつながりをたよりに麻美先輩は、美沙と一緒に立ち止まるという。 麻美先輩が、美沙に自分の一部を少しだけ捧げる。これこそ本当の言葉。一燈をともしたのですね。 すべてを美沙に捧げるのではなく、半分は自分の思いを遂げたいとはっきり言うことで、麻美先輩が真実をかたっているのを、美沙は感じたのではないでしょうか。 言葉で、お前だけ愛しているとか大切とか簡単に言うけれど、うそくさい言葉は多いです。だれでもまず自分大事なのですから。それを麻美先輩は心から理解していると思います。だから、麻美先輩は、決してうそはつかない。その場しのぎの良いことは言わない。美沙は、自分自身が本当に必要とするものを、求めても良いことに気づいたと感じました。 美沙がどこに光を見いだして、自分を許せたのかは、彼女だけが知ることですが、その瞳には光が差し込んでいると思わせるラストでした! 大切なのは自分自身。そして、自分を大切にしてほしいあなた。みんながそう思えると良いなあと思いました。 決してブレない麻美先輩には、幸せになってほしいし、瀬川理沙は、しっかりと生きてほしい!
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小緑さん、ステキなレビューありがとー✨❤️ 美沙は麻美先輩を陥れようとしながら、さまざまな葛藤があったハズだよね。 あの子の気持ちはあの子にしか分からないけど、策を講じながら苦しんでいたと思う。 そういう機微のようなものを、小緑さんはしっかり感じ取ってくれた。こんなに嬉しいコトはないの。 言葉は簡単に嘘をつけるけど、麻美先輩はそれを絶対に嫌う人。だからちゃんと伝えるように心がけて書きました。 その場しのぎって相手に伝わるし、疑心を向けられるものだもんね。 まごころは、人に伝わる。その逆に悪意もね。 麻美先輩は誠意をもって接しようとするぶん、自分に余白を作ろうとしてると思う。 そこに愛が生まれる
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お返事ありがとうございました。 最終回、しっかり見届けさせていただきます。 もう、これしかないです!
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