sewo

身悶えするほど大好きな作品。
何度も何度も読み返しては、ふたりへの愛おしさ、羊子さん作品の素敵さ、そして「こぼれて、すくって」というタイトルの素晴らしさを噛み締めています。 それぞれの生まれた環境、過去、性格、そしてタイミングと感情が絶妙に絡み合って、結果、ふたりでいる現在に至るという、当たり前の「時間の流れ」が確かにあり、ふたりが本当に生きて、存在しているように感じます。 尚人との別れがなければ羽多野との関係は絶対になかっただろうし、羽多野の生い立ちや過去がなければ結果的に栄に惹かれることはなかった。 「運命」とかそう言った確固たるものじゃなくて、とても流動的で、とても現実的、そしてとても奇跡的な出会い。 とにかくそれはもう面倒くさい栄に、これまた一筋縄ではいかないちょっと?(かなり?)捻くれた羽多野をぶつけ、栄を信じられないほどに可愛いくて愛しい愛されキャラにした羊子さんの手腕に唸るばかりです。 特に、思いが通じ合ってからの二人のやり取りは、本当にあまりにも「ふたりらしく」て、いつも愛おしい気持ちが溢れてきます笑 (栄に対する羽多野の「は?」とか笑) 「心を埋める」読了後、作品紹介の「羽多野×栄」を最初に見た時の衝撃は凄まじく、私のBL史上、最も想像していなかったふたりでした笑 正直、栄を好きになりすぎて、栄にとってツライ時期の「心を埋める」の方はまだ暫くは再読出来そうにありません…。 素敵な作品をありがとうございます! 番外編をたくさん更新してくださって、本当に本当に嬉しいです。 歳を重ねていくふたりをこれからもずっとずっと見ていきたいです。
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