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亜里沙★さんへ ごあいさつが遅れました。melodyと申します(^^) 小説家志望ということで、興味深く読ませて頂きました。このレビューをあいさつに代えさせて頂きます。 まず、非常に興味深い一人称ですね、主人公静の心情を細かく、繊細に書きだしており、生々しさと悲壮感を上手く表現できていると思います。きれいな心が思い悩み、汚され、芯から黒く染まっていく、その過程が非常に魅力的で、今後の展開にも期待が持てます。 ここからはひとつふたつ、私の所感というか、アドバイスをさせて頂くとすれば、まず一つ目に描写の量ですね。繊細かつ詳細に場を描写することは確かに重要です。しかし伏線でもないありのままの状態まで書きだしてしまうことや、そこまで説明しなくても読み手もわかるのでは、といった点もかなり見られました。書き手が物語の紡ぎ手であることはもちろんですが、読み手もまたしかりです。読者が情景や人物の心情をイメージする余地を残してみるというのも、読み手の想像力を刺激する一つの技法ではないかと私は思います(^^) 二つ目に、語彙の問題、これは筆者もかなり思案して言葉を選んでいるとは思うのですが、私がざっと読んだ限り、このセリフ回しはちょっとステレオタイプかな、言葉の使い方がずれてるかなと思うものが目に付きました。覚えているものだけ抜けだしますと、失笑、相乗効果、バージン、キャンパスが云々、ですね。その言葉を使うことは決して悪いことではないと思います。ステレオタイプな言葉を自分なりの表現でどう演出していくのか、そこで真価が問われてくるように感じます。よければ参考になさってください。 作品に真摯に向き合い、さらに面白いものを!という意欲を文章から感じることが出来ました。このような筆者と出会えたことに感謝いたします。ありがとうございます(^^) melodyより

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