涼水 爽毅

人の描写をするときに箇条書きなのが気になりました。なんか作業的に書かれているようで、味気ないです。透き通るような白い肌を持つ彼女は、大地の色を映したように綺麗な瞳がとても印象的で、体型は発育が良いとは言えないものの、十代半特有の発展途中の体つきは魅惑的な雰囲気を放っている。簡単に言ってしまえば、誰もが口を揃えていうような美しい少女だった。みたいな感じで、もっと意見を取り入れるといいかもしれません。ひとそれぞれ感じ方に違いがありますからね。 137頁、ちょっとツボに入りました。試験管ってなってますよ。試験官だと思います。 それとシィーラの刃の説明のとき「シィーラ族の従える赤い目の獣」となっていますが、文法的におかしいです「~の」は所有を表していますが、「従える」も所有を表しているので意味がかぶっています。ここは「シィーラ族が従える赤い目の獣」としたほうがわかりやすいでしょう。 内容はとても面白かったです。久しぶりに設定としても感心する作品だと思います。 ここまでくると、私としてはアドバイスすることは無いです。後は完結に向けてひたすら執筆するのみ。シィーラの長もまだいるみたいですし、ちゃんと背後にある設定のお披露目も期待しています。

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