望月麻衣

たまたま人気コメントで紹介されていたのを拝見して、覗いたが最後、引き込まれるようにして更新分まで読んでしまいました。 ノンフィクション、フィクション、そういったものを関係なくして、お伝えさせて下さい。 肉の監獄は作品として素晴らしかったです。 緻密で丁寧ながら、読みにくさがまったくなく、時におぞましさを感じる展開ながらも、 この文章はどこまでも流れるように美しいと感じました。 まるで情景を見ているかのように脳裏に鮮明に写し出され、近くで見ていたかのように。 この「物語」の個人的な感想は、やっぱりすべての元凶はコシマのばーちゃんの所業なんだろうな、と。 戦後のドサクサに紛れた、ずる賢い勝者が得た莫大なお金はそれ以上に大きな憎しみをぶつけられ、 その憎しみと因果からあなたの父という手に負えない存在が誕生してしまった。 そしてその父からの虐待に子が化け物を内側に飼ってしまう。 恨みは七代まで続くというのは、まさにこういうことを指すのかもしれないと空恐ろしさを感じました。 先祖の買った恨みをどうか、あなたの代で終わらせることを願ってやみません。 と、これは私の勝手な感想です、失礼しました。 この作品を読めない方も多いかと思いますが、この作品で何かを学び、救われる方もたくさんいると思います。 どうかがんばって下さい。 スターのお礼わざわざありがとうございました、ですが勝手にやってることなので、お礼はいりませんので( ´ ▽ ` )ノ
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