>早川素子、雨宿りのための物語を書こう。さん お読みいただき、ありがとうございます。 確かに、想い出の品には、その時の空気や息遣いが根付いているような気がしますね。 以前、新装版になって同じ中身の本を買いなおしたのですが、中身は同じなのに、愛着を感じるのは昔の旧版であったことがあります。 変わらないものはありませんし、後ろを向き続けても、よくはないのかもしれません。でも、少しでも長く、大切なその時の想いを生かし続けたいと願ってしまうのは、その時間に出会えた感謝を忘れたくないから……などと、考えてしまいます。 そんな想いを含めながら、この作品を書いたのだと想います。 私も本を好きな一人と
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