あとがき

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  読んで下さった全ての方へ。 本当に、有難うございました。 この話は、2006年に書いた短編と2007年に書いたその続編を、1本にまとめてココ用に修正したモノです。 嫌いの両想い。 を何となく書きたくなって書いた短編に、二人の言い合いがまた書きたくなって書いた続編。   正直。 二人をくっつけようなんて思惑はカケラもないです。 あとは、詠二の頑張り次第でしょう。 くっついたら、確実に尻に敷かれるんでしょーけどね? 好き嫌いが分かれる話かとは思いますが、私自身は小説として一番テーマに忠実に書けた話なので満足してます。 テーマは、あくまで「嫌いの両想い」です。「許す、許さない」ではありません。 婦女暴行は犯罪です。 許される事でも、許す必要がある事でもありません。 この作品で、ソレに近しい行為をしているのは事実です。 ただ、この二人には、それまでの罪、互いへの感情、培ってきた関係や信頼があるのも事実です。 そして、この話は若い方向けには書いていない為、二人の心情すべてを描写していません。 そーゆー小説なのは、ご理解頂きたいと思います。 価値観は、その人の人生経験で異なります。 ソレを押し付ける気はありません。 閲覧、本当に有難うございました。 2009.02.07 安西あかり
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