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「佐藤!」
頭上から、結構大きめな蛍の声が聞こえた為、蛍の部屋を見てみる。
しかし、開いている窓に蛍の姿はなく、代わりに階段をバタバタと駆け下りる音が聞こえてきた。
「…何しよーと?」
可愛らしいパジャマを着ている蛍が、息を切らせながら玄関から姿を現した。
ハァハァ…蛍たんのパジャマ姿かわゆいよ…
「えっと、防犯パトロールです」
「…………。」
「間違ってラムネ買っちまったから、持ってきたんだよ。」
何か、蛍が凄い目で見てきたから本当の事を言う。
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