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「うん、二人とも問題なし!
魔力も予定通り上がってるね!」
「予定通り…ですか?」
スズランが首を傾げながら聞くと、ルナは笑顔で頷いた。
「うん、ここに来た時とは比べものにならない魔力になったよ!
私達の動きも見えてきたでしょ?」
ルナにそう聞かれると、エリスは訓練中の事を少し思い出す。
「まぁ、多少は…ですけど…」
「目が慣れてきたんだね。
そろそろ私達の限定を解除して訓練したほうがいいかな?」
「あの…ですけど…」
「あははは…」
スズランとエリスは苦笑いを浮かべながら、互いに目を合わせた。
「ん?何?」
「私達…さっきレインさんに五十六回殺されてるんですよね…」
「あ~…」
ルナもそれを聞いて苦笑いを浮かべた。
「…やっぱ…限定解除はもう少し先にしようか?」
「「はい…」」
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