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「…頼んだぞ。西園寺君も…よろしく頼む」
「はい…!」
校長はそう言って承認のハンコがおされた届けを、西園寺に渡した。
「それでは今日はもう遅い。早く帰りなさい」
「最後に一言言わせて下さい」
真のその言葉に、緋音と、その他の帰ろうとしているメンバーは真に振り返った。
「俺達は自分の意志に従って自由気ままに行動する『ギルド部』です。
あなたの思い通りの結果になるかは分かりませんし、校長であろうと誰であろうと、誰かの命令に従うこともありません。
その条件でいいですか!?」
「もちろんじゃ。君達の思い通りに動いてくれてよい」
「ありがとうございます」
真はそう言うと、校長室を出て行き、その後を他のメンバーがついて行った。
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