第3話-黒イ死神ノ過去-

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熾烈を極める両者。 互いにまったく退く事無くぶつかり合う。 刃と刃が交わり金属音が響く。それは哀しみのワルツの様に美奈子と桜には聴こえた 夏樹【……】 これ以上の戦いは体力の無駄だと感じた夏樹はどこか物惜しげで悲しげに笑い 夏樹【今日は退く事にするわ…今度は札幌…大通公園で遭いましょう?…】 劉牙【…】 そう言うと夏樹は自らの焔が自身の体を包み込み次の瞬間消え去ってしまう。 惨敗した桜、美奈子 だがこの戦いはこれから起こる大きな戦いの序章に過ぎなかった…
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