初恋

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これは僕のありのままを描いた物語です。 僕は凄く人見知りをしてしまう性格で初めての人の前では黙りこんでしまう位極端に口数がへってしまう。 そんな僕でも初恋っていうものを体験することが出来た。 それは僕が中学1年生の時だった。 入学式で僕は物凄い失態をしてしまった。それ以来、僕の当時のあだ名は最悪だった。 しかもそのあだ名は学年中に瞬く間に浸透してそう呼ばれるようになった。 あだ名だけなら僕は全然平気だった。でも当時はそれだけでは無かった。 当時の僕は体が物凄く弱かった。そのため週に何回か病院に定期的に行かなくてはいけなかった。病院がある時は遅刻したり給食の時間だけ抜けて病院行ったりもした。そのことは学校に伝えてあるために先生の方にはちゃんと伝わってた。 クラスの子とか同じ学年の子には言わなかったし言えなかった。……それに当時の僕には言う勇気すら無かった。とんだ小心者だよ。 一見、周りの子たちを見回しても僕は誰かと違うところはない。なのに何で?僕自身それは何度も自分で自分を追い込んだ。 病院がある時に体育の授業が重なってたら出来なかった。その時は見学するしか無かった。
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