最後の言葉

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今年の冬は例年になく暖冬だった、 そして春が急ぎ足で 花恋(おはよう!) いちご(おはよう!今日は? 何?スーツ?面接? 内定貰ってたでしょう?) 花恋(へへへ(笑)欲張りだから) そこに、トンちゃとドールが トンちゃ(なんだ!、なんだ!、テメェ~ラ 就職?腰掛けだろうが(笑)) ドール(トンちゃ、 もう少し言葉変えないと、いけないよ、もうすぐ社会人なんだから) 花恋(そうだよ! ところで?内定がないのは?) と一同の視線が、トンちゃのところに トンちゃ(ナッ、ナンダ~アタシャ~ 即、結婚だわさ~ 文句ある!) いちご(え~?誰と?もしかして、あの浮気男と?) 花恋(辞めなよ、あんな男) ドール(そうだよ!浮気は、治らないよ) 四人は、(最葉大学)を今春卒業の仲良しグループ 花恋は、芸能関係の仕事を決めているが、まだ、探している いちごは、教員資格があり、採用が決まっている ドールは、研修医として(最葉大付属病院)に 四人はサークルの集まりで、午前11時に集合 エフワンと雫も、最葉大学の中央を歩いていた エフワン(な~んか早いな~) 雫(何が?) エフワン(いや、最葉大に入っての4年だよ) 雫(へぇーお前の口から、そんな事?) エフワン(そりゃ~ 俺だって振り返る時あるさ) 二人は、幼馴染みで中学、高校とバンドを組んでいた、 将来メジャーになる事を夢見て、 エフワンは自らサークルを建ち上げた、 もちろん幼馴染みの雫も一緒に、 そして今日はサークルを解散の日 雫(でも、みんな個性が強いのが(笑)) エフワン(えっ?ア~(笑)サークルのメンバーか) 雫(しかし、解散って怒りそうなのが?) エフワン(そうだな~ 花恋なんて、はっきり言うし、まだバンド続ける!って?) 雫(いゃ~ それより、トンちゃの方が、コワ~イ、、 殴られたり、蹴りが入りそう) エフワン(どっちに転んでも、命の危機だ(笑)) 二人は、諦めた訳では、なかったが、、、
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