最後の言葉

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大学内の視聴覚ホール 花恋(男連中、遅いな~) ドール(それで、今日は?) いちご(なぜ?集まったの?) トンちゃ(ダヨ~?アタシャ忙しいんだから(`o´)) 花恋(私も、わからない?卒業してから、また会うって、はずだったのに?) 四人が話している時、扉が、開いた エフワン(ゴメ~ン、遅くなって) 雫(みんな久しぶり) 花恋(エフワン! いったい、どうして集合かけたの?卒業してから! って言ったはずだけど?) エフワンは戸惑いながらも、重い口を開いた エフワン(実は、このサークルを解散しようと思う) トンちゃ(ハハハ~アッタリマエじゃん!卒業するんやし(^O^)) ドール(そうよ!卒業してから、新たに再結成でしょう(^O^)) いちご(そうよ!私は、続けられないけど、応援しながら、手伝うよ(^O^)) その時、雫が 雫(違うんだ!もう永久にさ!) 一同は、驚き、 花恋(なぜ?エフワンも雫も、何が?昔からの夢でしょう!そんなに簡単なの?) 一同の間に、沈黙の時間が流れていた エフワンの中では、まだ、葛藤が残っていた、もちろん雫も二人でやってきたから、諦め切れずにいたが、エフワン以外の人間とは、やりたくないから エフワン(花恋の言いたい事は、わかるけど、、簡単じゃなかったよ) いちご(実力が、あるのに、なぜ?) トンちゃ(おい!テメェ~ナ~!あれだけ、熱く語っていた、エフワンは、どうしたんだい!) ドール(私だって、あなた達が、熱く話す姿に、打たれてバンドなんて苦手だけど、、、) いちご(私達は、歌には、自信は無いけど、花恋、エフワン、雫の三人は、続けるべきだよ) 雫(エフワン!話したら、どうだ?) 花恋(諦めなければ、ならない、事があるの?) エフワン(ウ~ン親父が、、、) エフワンの実家は、従業員100名を抱える中堅企業、社長である父が脳卒中で倒れた、一人息子のエフワンが、会社の責任を負わなければならない状態にあった、エフワン自身、悩んだ上の苦渋の選択だった 話しを聞いた一同は、黙っていたが 花恋(わかったわ!でも、私達、あきらめない) 雫(えっ?花恋、どうするの?) 花恋の発言に一同は、戸惑っていた。
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