タイムマシーン

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多くの科学者は言う 過去には戻れない、と 相対性理論 アインシュタインが唱えた理論だ よくは分からないがこれがある限り 未来へは行けても過去には行けないらしい それはあんまりな話しだ 未来へ行けて過去には戻れない それは引き返すことのできない真っ暗で不安のかたまりの洞窟のようだ しかし なぜ未来へは行けるのか 簡単に説明してみよう 未来へ行く方法は ある物体の速度が 光の速度に近づくとその物体の時間が緩やかになるらしい そのため、周りの1年という時間が 自分にとっては1日しかたっていない といふうに感じるらしい 原子レベルまでもが時間の流れを緩やかにするため 成長も遅くなる 分かりやすく言うと 同じ時間に生まれた赤ちゃん二人をAとBとする Aは通常通り地上でごく普通に過ごす Bは光の速度なみの乗り物に乗せ、過ごさせる そして地上での10年後、 Aの赤ちゃんはもちろん10歳で見た目もそんなものになっているだろう しかし Bの赤ちゃんはまだ赤ちゃんのままなのだ これが今の科学でいう「未来へ行く」 ということらしい このことからすると 速度に「マイナス」はない すなわち過去には行けない という結論に結び付くわけだ しかし 本当にそうだろうか ここで高校で学んだ数学の知識が出てくる みなさんはご存知だろうか 数学の世界には「虚数」という数字が存在する 数字は同じ数字をかけると必ずプラスになる これが当然 我々が生きているこの世界もコレでできている しかし 虚数は同じ数字をかけるとマイナスになる数字 つまり、この世界には存在するはずもない数字なのである 虚数が存在すると 摩訶不思議なことがおこる 例をあげると 物を落とすと普通なら下へ落ちて行く だが 虚数が存在する世界では 物は下へは行かず上へ上って行くのだ このように虚数の存在は現実にはないと言われている しかし この虚数が存在しないと数学で立証できないことがあるらしい それはなぜなのだろう 数学という学問が形成されていく中でつじつまが合わないものがでてきたのか それとも この現実にはない数字が もしかしたらこの世界に存在するということかもしれない もし、この現実にない数字を見つけだすことができたのなら きっとそれは 過去へ戻る方法へ繋がる糸口になるかもしれない。
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