『～詞～』

『忘れられぬ人』

いつも笑ってた
あなたの優しさ暖かい存在は
ずっと永遠に今でも
僕の心の中に｡

そっと瞳を閉じて､まぶたの裏
映写機の様に少しでも鮮明にと
記憶の糸を辿るよ｡

この町の景色
この道の向こう
何もかもが繋がっていて｡
この風の季節
この花の匂い
全て､あなたを思い出す｡
全て､あなたへと続いている｡
この旅の向こう
その先で､きっと
また逢えると信じて｡

逢いたいと願っても逢えないと
頭では､わかっていたのに
逢いたいと闇雲に泣いた夜もあった｡
ただ､ただ､ただ時間だけが過ぎた｡
逢いたいと想うなら
逢えばいい､いつだって｡
ほら瞳を閉じよう｡
泣いてた､あの夜にバイバイ今日からは｡
いつまでも忘れられぬ人よ｡

誰にでも居るさ､忘れられぬ人が｡
僕にとってそれは､あなたの事でした｡

通りすぎる時間を共に歩こう｡