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飛び立つ鳥の世界から
眠るウサギの世界へ
僕は手紙を書く。
この世界の光は強すぎる
そちらへ行って夜に埋もれたい
ねえ、
迎えにきてくれないか。
日差し輝く夏の世界から
粉雪の咲く冬の世界へ
僕は手紙を書いた。
ちゃんと読んでくれているかな。
迎えは、こない
生い茂る葉の世界から
儚く散る花の世界へ
僕は自ら旅立とうと思う。
こちらへは手紙を残さない。
その代わりに………
…
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