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その後も、私達は会話をしながら杉浦さんの後に続いていく。
その道中で、ヒヒョイさんが猛スピードで前方を横切っていく姿を見たときは、流石にヒヤヒヤしたが……
その他は、出現する敵は皆、幸いにも遠距離攻撃で撃破できるような低ランクの敵ばかりだった。
現在はザルバトスのいたあの洞窟の前。
私達はそこにちょうど差し掛かったところだ。
田中さん達はもういない。
渦が必ずあると言う祠に向かったのだろう。
私はふとハリュスのお墓を何気なく見た。
そこには地面に刺さったハリュス鎌の隣に、並ぶような形で棒切れが添えられていた。
ザルバトスが新しく置いたのだろう。
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