「お母さん」と呼んだ日

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感動とか言うよりも、 未だに思い出す度に 後悔の気持ちでいっぱいになって 自分自身が泣けてくる話を一つ…。 多分と~っても長いです。 長文苦手な方は読み飛ばしてくださいね。 私がまだ小学2年の頃、 継母が父の後妻として一緒に住むことになった。 特に苛められたとか そういうことはなかったんだけど、 なんだか馴染めなくて、 いつまで経っても「お母さん」と呼べないでいた。 そんなぎくしゃくした関係だったけど、 継母が私のために一生懸命だったことはよくわかってた。 小学校4年になった夏休み、 私は継母の提案で二人で川に遊びに行くことになった。 あんまり気が進まなかったけど、 断る理由もなく言われるままにしぶしぶついていった。 現地に着くやいなや、 私は継母のことを放ったらかしで川に浸かって遊んだ。 しばらく水と戯れてた時、 急に深みにはまって溺れて息が出来なくなった。 すごく苦しかった。 でもそのうち喉の奥が 「クッ、クッ」と 鳴ってだんだん苦しくなくなってきて、意識が飛んだ。 やばい、また涙が出てきた。 でも、今の自分を客観的に見るためにも頑張って続きを書きます。 気が付くと、 私は病院のベッドで寝ていた。
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