30人が本棚に入れています
本棚に追加
/39ページ
今の時代、この世界には様々な思想や思考を持った人間が存在する。
その中でも、一つの物事に対して多大な興味を持ち、多くの知識を得ている人間の事を、世間一般では『ヲタク』と呼んでいる。
例を挙げてみれば、それこそ切りがないと言うものだ。
無数に存在するヲタクをいくつか挙げるとしたら、鉄道ヲタク、銃器ヲタク、アイドルヲタク……、と言った所か。
俗に言う、何々の天才だとか、何々の巨匠だって、恐らくその道のヲタクと言っても過言ではないのではないか。
そうでなければ、その道の歴史に名前を遺すなんて事は不可能に近い。
そもそもヲタクでなければ、途中で放り投げてしまうに違いない。
一つの物事が好きで好きで堪らなく、その事で頭がいっぱいだからこそ、人間という生き物は偉業を成し遂げられるのだ。
人間が、自分の嫌いなことで偉業を成し遂げられるとは到底思えない。
スポーツ選手だって、そのスポーツのヲタクになる程好きでないと、一流の選手にはなれない筈だ。
発明王と呼ばれる、かのエジソンだってそれに該当する。
彼が化学のヲタクだったからこそ、生涯およそ1300もの発明を行い、更には電球の発明に成功したのだと思う。
だから一つの物事にのめり込み、それのヲタクになる事を恥ずかしがる必要なんて、全くない筈だ。
そして、ヲタクの中でも有名なのが、アニメのヲタク、通称「アニヲタ」というものだ。
実をいうと、俺もれっきとした「アニヲタ」である。
え、今更?
といったようなツッコミは、どうか呑み込んでほしい。
最初のコメントを投稿しよう!