空と海と星と

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「俺、超幸せだー! 幸せすぎて、今死んでも悔いない!」 「あははは何それー!」 恒は目を閉じて「すぅ」と息を吸うとフワリと倒れて海へ落ちた。 「ばーか。何やってんだか」 私は三角座りで恒が落ちた海を見つめていた。 …………1分。 あれ? …………2分。 あれれ??? …………3分。 「ちょっと、恒っ!?」 水面を覗き込んで恒の姿を探すがどこにもいない。 「う……うそ……。冗談でしょ?」
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