待ち遠しい日々

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力を振り絞り(でもタクシーで)7/7(火)の昼過ぎに職場へと行った。 まずは総務課へと出向き挨拶をするものの、今日は総務課長も支店長も出張で居ないと言われる。 事前にアポを取っておけば良かった。 とりあえず担当課長と話し合うことになったが、この小説の冒頭に出てきた課長は既に転勤していた。 新課長とは初対面となる。 病状を説明し、次の入院治療日が8/31くらいであること・この先も数回に渡り入院を繰り返さなくてはならないこと・医師からはデスクワークなら復帰しても構わないと言われたことを説明した。 「話は解った……それで眠兎君としては復帰の意志はあるのかい?」 「はい!復帰したいです!」 自分でもなんてムチャなことを……と、思いつつも……そう言わざるを得なかった。 病休が切れる7/20に1ヶ月チョイ仕事復帰して入院し、再び1ヶ月ちょっと復帰して入院し…… これを繰り返して、治療を受けながら社会復帰を目指す……私の頭の中では、そのようにしていこうと思い描いていた。 担当課長からは、支店長と話し合って決めるから、また連絡すると言われた。 復帰するにしてもハッキリ云って不安だらけだし、出来れば医師からの完治の言葉を待ちたい。 しかし、病気になり職場を離れて早半年、4月を境に様々なシステム変更があり、もうすでに浦島太郎状態。 これ以上、職場を離れていることは得策ではない…… 第一、「やる気」を見せなくてはこの不況の世の中、自分の立場も危うい。 そう考えながら、帰りはゆっくり歩いて行くことにした。
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