待ち遠しい日々

12/25
2259人が本棚に入れています
本棚に追加
/395ページ
久しぶりに長く歩く。 暑さも和らいできたが、歩き始めて3分ですでにちょっと後悔。 タクシーで帰れば良かった。 特に帰りは登り坂ばかりだ。 しかし、『復帰したい』と言った手前、もう泣き言を云っている場合ではない。 まさか復帰して、毎日タクシーで職場まで行く訳にもいかない。 ゆっくり……ゆっくり…… どうにか無事に家に辿り着いたものの、歩き難さに加え、益々体力が落ちていることを実感してしまう。 どこまで落ちて……堕ちていくのアタイ。 翌日、ひとまず職場からの連絡を待つ……待つ……待つ……待つ・・・・・・・ 翌々日、さらに待つ。 翌々々日、待つ。 翌々々々日…… 全然連絡が無いじゃん。 (-.-")凸 or °・(ノД`)・°・ (↑どちらかお好きな方の顔文字を脳内で選んでください) 翌週の月曜日、職場から電話がキタ━(#゜Д゜)━!! 電話に出ると担当課長からで、復帰をするに当たり、産業医にOKをもらわなくてはダメだから、産業医の居る病院に行ってこい……とのこと。 何で電話してくるのがこんなに遅いの?なんて思わない。うん。ぜんぜん思わない。 「いつ行けそう?なるべく早くね」 「(ウムム……明日はネットの工事だし)それじゃ明後日行ってきます」 果たしてOKがもらえるだろうか?ダメなら休職に突入してしまう。
/395ページ

最初のコメントを投稿しよう!