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翌朝、佑名が目覚めると遥弘は既に出勤していて姿は無かったが、変わりに見知らぬ女性が居た。
彼女は原島美幸といって遥弘が依託している家政婦。看護師の資格も持っている。
「おはようございます。今日から佑名さんのお手伝いをさせて頂きます。なんでも申し付けて下さい。」
遥弘は自分が留守にする間、佑名が1人では心許ないと彼女を雇っていた。
食事から健康管理まで総て彼女が請け負う。
まだ万全ではない佑名にとっては心強い。
遥弘もまた安心して仕事に打ち込める。
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