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どうやら名前を知らないから、手を取ってもらえないのだと勘違いしたようだ。
私はただ…この子……月が眩しくて、中々手を取れなかっただけなのに。
「私は天音 鈴。よろしくね!」
そこにはいつの間にか月の手を取っている私がいた……。
あの時から月は私の太陽になった…。雲がかかった空を明るく照らしてくれる光……。
月との出会いがあったから…今の私がいる……。
少しドジで抜けてるけど、あなたは私を変えた人。胸を張って言えるよ…。月は私の親友だって…。
あの時曇った世界から私を助けてくれたように、今度は私があなたを守るわ……。
ありがとう、私の太陽…。そしてこれからも…。
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