~精霊とおやつ~

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暖かい日差しが差し込む翔と雪兎の部屋には、全員が集まっている。ちなみに今いる街は火竜の神地ディスティンだ。 「ねぇ、今日はどこに向かう?」 「やっぱりティスターニャでしょ?速く出発しようよ♪」 そう、私達は昨日決め忘れた目的を決めるためにこの部屋に集まったのだ。雪兎の言葉にはーい!と返事を返す私に、翔の待ったが入る。 「今日は1日自由にしようぜ?最近全く休んでないから、みんな疲れてるだろ?」 そう言われてよくよく考えて見れば、確かにそうだ。ここの所、街に着いたら次の街へと移動してばかりだった。毎日戦闘を繰り返し、歩き疲れて心無しかダルい気がする。 「そう言われれば疲れとるかなぁ。」 「たまには息抜きするのもいいわよね。」 その言葉を聞いた紅と鈴は、顔を見合わせてそう言う。
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