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ナノハちゃんは鏡の前。
そこには一糸纏わぬ姿のナノハちゃん。
「やっぱり・・・。」
ナノハちゃんは、暗い顔でため息をつきました。
最近気が付いたのですが、なんだか右と左の胸の大きさが違うみたいなのです。
気付いて以来、あらゆる場所の鏡で確認するナノハちゃん。
今日も、大好きなタカサキさんに連れてきてもらったホテルの鏡で、やはり確認していたわけなんです。
「やっぱり、タカサキさん右利きだから、ナノハの左胸いっぱい触るし・・・。」
ナノハちゃんは、ちょっと大きい左胸を触りながら独り言。
はっと気付き、あわてて左胸から手をはなします。
これ以上触って、これ以上大きさに差が出ませんように・・・。
ナノハちゃんはバスタオルを身体にまいて、タカサキさんの待つベッドに急ぎました。
タカサキさんは、ずいぶんゆっくりシャワーを浴びたナノハちゃんを、待ちわびていたかのように抱きしめました。
大好きなタカサキさんの匂いに包まれて、ナノハちゃんは溶けてしまいそうです。
情熱的なキスを受けながら、ナノハちゃんは全てをタカサキさんに委ねようとした・・・んですが・・・。
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