1人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ
君とベッドで寝るようになってからしばらく経つんだけど、僕はなんだかとてもストレスを抱えている事に気が付いた。
そのことをどんな風に伝えようか、散々悩んでいると胃が痛くなってきた。
結局うまい解決手段がみつからない。仕方ないので朝食の準備をすることにした。今日は朝から暑い。いや、夜から暑かった。出来れば一人でぐっすり寝たかったのだが、夜中に気が付くと隣に君がいたのだ。暑くてあつくて仕方がなかった。
まぁそのことを今は考えないようにしよう。とにかく朝食だ。何かさっぱりしたものがいいな。
そう思ってゆで卵を2つ作ることにした。それからサラダだ。この付け合せだと今日はパンを焼こう。作るときに感じる火の熱はそんなに不快感を感じなかった。
2枚のトーストにマーガリンを塗って、スライスしたゆで卵に塩を振り、レタスとミツバに赤いプチトマトを二つ添えたサラダにマヨネーズを掛け朝食の準備は完了だ。
あぁ、いやいや…そうだ。昨日珍しく買ったミネラルウォーターが冷蔵庫の中で良い具合に冷えているに違いない。
そう思って冷蔵庫を開けると卵やサラダの材料を作るときには目に入っていなかったが、僕の期待に応えるように少し青みを帯びたペットボトルが冷蔵庫の中にあった。
｢よし、じゃあいただこうかな｣
最初のコメントを投稿しよう！