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「うおぉっ!!」
少年は右腕の手甲で剣を防ぎ、そのまま敵を弾き飛ばす。
次々と襲い来る敵の猛攻を右腕の手甲のみで捌き、返り討ちにしていく。
「くそぅ!俺が相手だぁっ!!」
敵のボスらしい人が少年の歩みを遮った。
「仕方ねぇ…相手になるぜっ!!」
ボスらしい人は身の丈程の金棒を振り下ろして来た。
「おぉっ…!」
間一髪避けたが、金棒は地面を割っていた。
当たれば致命傷は免れない。
「っ……行く!」
しかし少年は退かず、意を決して突っ込んだ。
当然のように迫り来る金棒を横に避け、そのまま金棒を思い切り殴った。
そして、そのままバランスを崩したボスらしい人をタコ殴りにした。
「さあ………この、高宮隼一狼に続けぇっ!!」
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