猛将

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「貴様らに、この呂布奉先の首はやらぬ!!」 大柄の男の周りには、何百もの兵士が取り囲んでいる 「呂布を黙らせよ! 縛り首の計に処するのだ」 兵士達が一斉に切り掛かる 「あまいわ!」 身長よりも余りある槍を持ち上げ、兵士達を薙ぎ払う 一瞬にして薙倒される兵士達 「くそっ!たった一人に何をしとるのだ。」 焦る将、そんな将を落ち着かせるように軍師が囁く 「落ち着いて下さい 相手はたった一人、対してこちらはまだ何百と兵士がおります」 だが、その考えは後々、後悔することとなる。
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