railroad track

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大きく両手を広げて、 鳥になることに憧れた。 夢なんていう重い荷物、 なくしたつもりでいたけれど。 まだ背中に残ってた気がしてる、 線香花火のような光。 風を突き破る列車で この道と共に進む。 一筋の雲が走った 飛行機が旋回を始めた あの鳥が示す方角へ あの唄が聞こえる方へ
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