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私は秋永先輩を見ると、秋永先輩もかなり驚いて私を見つめていて、
「あ、そうゆーこと。なるほど。ごゆっくり~~~~~~」
秋永先輩はニッコリと微笑んで、麻季さんと言ってしまった。
秋永先輩~~~~!!
涙が出そう…!!
私は呆気にとられていると、
「なんちゃってネ」
と言いながら榛原くんがやっと私からスッと離れた。私は我に返って榛原くんを見上げると、
「ちょっとからかってみただけだよ。俺、そんなチャラい男じゃないしね」
と言って私から離れて教室を出ていった。
からかった!?
からかわれた!?
私は、力が抜けてその場にしゃがみこんでしまった。
く…………。
く…………………!!
「くやしいぃ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!」
体中の力を振り絞って、私は叫んだ。
ながーい一日が、やっと終わった………。
第5章 おわり
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