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黒猫 pt.2
仮面の白猫。
黒猫⇔白猫
まわりに蔑まれ黒く歪んだ心をどこかにもった白猫。
自分のしたいことをしようとしても壁ができて、うまくいかない。苛立ちは募る。
壁は昔白猫を潰してた。今は壁を白猫が押し進んでいる、しかし、昔壁に潰されできた傷は深く癒されない。
なおらない傷に猫は悩んでいる。
仲間の猫がいても、一人になればいつも黒猫になる。深く冷たく沈んで黒くなる。辛い。悲しい。
俺はそんな猫の仲間として、辛そうな悲しそうなそいつが全部さらけ出して一緒に進めるようになりたい。
「お前は一人じゃないからな」
「黒猫はたくさんいるんだから」
抜け出すために群れをなして黒猫→白猫に向かって一緒に歩き出したい。
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