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今、辺りが夕日に染まる時間帯だ。つまり主婦がスーパーで戦闘を起こす時間帯。
「さて、佑菜はどこに行きたい?」
「あ、あのね……中学生の頃にまだシュウが喧嘩っ早かった時に二人でアイスクリーム食べた場所に行きたいな」
実際は覚えているがここは佑菜をいじってみよう。
「え~っと?何処だ?」
佑菜の顔が強張る。そしてそっぽを向く。
「シュウなんてもう知らない!」
「嘘だよ。緑川公園だろ?それならこっちだぞ」
佑菜の手を引っ張る。
「あっ……そ、そうね」
強張ってる顔からボン!っと音をたてて茹蛸に変わる。
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